総合内科専門医試験オンライン模試2018

総合内科専門医試験オンライン模試2018

商品コード:15181

過去の総合内科専門医試験の出題情報をもとに作成したオンライン模試。各科の専門医の監修による問題と解説で、ご自身の学習進捗度がわかります。

模擬試験は、2018年7月リリース予定のため、現在は購入後すぐに受験できません。購入者の方々には、受験可能になり次第、登録メールアドレスにお知らせをお送りします。

ご購入状態は以下でご確認ください。

21,600 円(税込)

受験方法

①本ページで商品を購入

②以下の受験用サイトにアクセスし、上記①で購入手続きを行ったユーザーID(メールアドレス)とパスワードでログイン

受験用サイトは2018年07月10日公開予定

7つの特徴

●最新2017年度の資格認定試験の出題内容をふまえて専門医が作問

●PC・スマートフォン・タブレットで受験できる

●好きな日時に受験できる。ブロックごとに分けて受験できる

●受験完了の翌日に結果がわかる

●『QB』シリーズで培った「詳しくわかりやすい解説」で効率よく復習できる

●解説に書籍版『イヤーノート2019』の参照ページを掲載。調べものが苦にならない

●間違えた問題を解き直せる

出題内容

第1時限 85問/120分 一般問題
up to date問題
臨床問題
全250問
第2時限 85問/120分
第3時限 80問/120分

問題・解説サンプル(1)

「総合内科専門医試験オンライン模試」は、過去の出題情報をもとに作成しているため、本番試験さながらの難易度の問題演習が可能です。また、端的でポイントをつかみやすい解説にするために各科の専門医に監修を依頼しています。

血栓溶解療法(rt-PA,アルテプラーゼ静注療法)について適当でないのはどれか.

a 心原性脳塞栓症では適応となるが,アテローム血栓性脳梗塞・ラクナ梗塞では適応がない.

b 発症後 4.5 時間以内に治療を開始できない場合は禁忌である.

c 非外傷性頭蓋内出血の既往がある患者では禁忌である.

d 降圧療法にもかかわらず収縮期血圧 185mmHg 以上の場合には禁忌である.

e 抗凝固療法中の患者で,PT-INR が 1.7 を超えている場合は禁忌である.

解法の要点

アルテプラーゼ静注による血栓溶解療法は,神経予後を改善する効果のある有効な治療法である.一方,頭蓋内出血などの重篤な副作用をきたしうることから,その適応は慎重に判断しなければならない.

解説

×a 血栓溶解療法はすべての臨床病型の脳梗塞に適応できる.(y-J93)

○b 血栓溶解療法の適応は,発症から治療開始までの時間が 4.5 時間以内であり,これを超える場合は禁忌である.【Don't】

○c 非外傷性頭蓋内出血の既往は頭蓋内出血のリスクとなるため禁忌である.【Don't】

○d 高血圧は頭蓋内出血のリスクを高める.一般的な脳梗塞急性期の血圧管理は収縮期血圧 220mmHg を超える場合に慎重に降圧療法を行うこととされているが, 血栓溶解療法を施行する場合にはより厳格に血圧管理を行う.

○e 凝固能低下は頭蓋内出血のリスクとなる.

正解: a

問題・解説サンプル(2)

63歳の男性. 全身に広がる瘙痒感を伴う紅斑と緊満性の水疱を主訴に来院した. 4年前に糖尿病と診断され,2年前から糖尿病治療薬を内服している. 認知症の既往がある.糖尿病治療薬以外の薬剤は使用していない. 身長167cm, 体重55kg. 体温36.7°C. 脈拍84/分, 整. 血圧121/68mmHg. 呼吸数 14/分. SpO2 97%(room air). 血液所見:赤血球 414万,Hb 12.4g/dL,白血球12,100(好酸球1.7%),血小板40.5万.血液生化学所見:アルブミン2.9g/dL,IgG 1,110mg/ dL(基準960~1,960),IgA 576mg/dL(基準93~393),IgE 1,886IU/mL(基準0~170),AST 17IU/L,ALT 13IU/L,尿素窒素16mg/dL,クレアチニン0.9mg/dL,血糖111mg/dL,HbA1c 6.6%(基準 4.6 ~ 6.2),空腹時血中 C ペプチド〈CPR〉3.6ng/mL(基準0.6~1.8).免疫血清学所見: CRP 2.71mg/dL,BP180 120U/mL(基準9.0未満).病変部の写真を次に示す.

106D051

原因として考えられるのはどれか.

a GLP-1 受容体作動薬

b スルホニル尿素薬

c ビグアナイド薬

d DPP-4 阻害薬

e インスリン療法

主要所見

緊満性の水疱

KEY WORD

1. 全身に広がる瘙痒感を伴う紅斑と緊満性の水疱(→表皮下水疱であり,水疱性類天疱瘡などが疑われる)

2. 糖尿病薬を 2 年前から内服(→治療薬が皮膚症状を引き起こしている可能性を想起)

3. 血糖111mg/dL,CPR(血清Cペプチド)3.6ng/mL(→CPI 3.24とインスリン分泌能が保たれているときの薬剤選択)

4. BP180 120U/mL(→水疱性類天疱瘡でみられる自己抗体)>

画像診断

紅斑の上に比較的大きな緊満性の水疱が多発している.

解法の要点

インスリン分泌能は保たれており,内服薬で血糖コントロールされていたと推測される.経口血糖降下薬の使用に伴う皮膚障害として近年注目されているのが,DPP-4阻害薬によって引き起こされる水疱性類天疱瘡である.国内症例の集積を受けて,2016年よりDPP-4阻害薬の添付文書に重大な副作用として追記がなされている.

診断

DPP-4 阻害薬誘発性水疱性類天疱瘡

解説

×a 注射製剤.インクレチンホルモンであるグルカゴン様ペプチド -1(GLP-1)は グルコース濃度依存的に膵β細胞からインスリン分泌を促す.現時点で水疱性類天疱瘡の副作用報告はない.

×b 膵β細胞に作用し,インスリン分泌を促す.重大な副作用として低血糖がある.

×c 肝臓での糖新生を抑制する.インスリン抵抗性改善薬である.重大な副作用として乳酸アシドーシスが有名である.

○d GLP-1 を分解する DPP-4 を阻害し,血中の GLP-1 濃度を上昇させる.DPP-4 阻害薬には IL-2 や INF- γを介した副作用が報告されている.DPP-4 阻害薬の中では, ビルダグリプチンやシタグリプチンの報告が多いが,他の DPP-4 阻害薬(アログ リプチン,リナグリプチン,テネリグリプチン)に関しても報告が集まりつつある.

×e インスリン分泌能が保たれており,認知症もあることからインスリン治療より は経口血糖降下薬での血糖管理が望ましい.

正解: d

模試の実施にあたって

総合内科専門医試験の受験者数は2014年度を境に急増し、2017年度は7,283人にのぼっています。一方で、合格率は低下傾向にあり、10年前と比べて約20%も下がっています。

このような状況を受けて、多くの皆様から模試のご要望をいただくようになり、企画する運びといたしました。書籍『クエスチョン・バンク総合内科専門医試験 予想問題集 vol.1&2』と合わせてご活用ください。

回数 回数 受験者数 合格者数 合格率
2013年度 第41回 493名 384名 77.9%
2014年度 第42回 3,943名 2,690名 68.2%
2015年度 第43回 6,787名 4,252名 62.6%
2016年度 第44回 7,731名 4,381名 56.7%
2017年度 第45回 7,283名 4,367名 60.0%